JUMPが京セラカウコン

野球中継であれば年に何度か見かける会場でJUMPがカウコンをする。

そんな事実にはあんまり実感が沸かなかった。

エイトやKAT-TUNが今まで行ってきた京セラカウコンをJUMPがする。

もっと実感が沸かなかった。

 

私が当てたのはまさかの追加公演だった。その結果、相方は仕事がかぶって行けなくなってしまい、数年前にネットで知り合った方と入ることになった。ドキドキワクワクした方向音痴の私を優しいお姉さんが改札まで迎えに来てくださった。楽しい数時間を過ごして京セラに着くと大勢の女の子たちがいた。

野球観戦なら良席であるような座席だったがとても素敵な時間を過ごした。

メンバーの表情は輝いていてなおかつみんなハイテンションで京セラでカウコンをできるって嬉しいことなんだね!よかったね!と私も嬉しかった。

広い会場でひときわ小さく見える知念くんは躍動していた。彼は上を見上げていた。けれどその表情には一点の曇りもなくてまっすぐな瞳をしていた。スーツの衣装が多く、重そうな恰好ではあったが彼の動きはとても自由で一挙一動に尊さを感じた。

フロートの前に立つ知念くんはハンドルをぐるぐると勢いよく回していて彼に免許だけは取らせてはならないという思いは強まるばかりだった。

ただ前へでは4人が歩んで集まって歌うときがとても美しかったがその直前にまさかパフュームが組み込まれていたため嬉しいショックのあまり記憶がおぼろげになってしまった。

VVHが流れ始めたらもう終わってしまうんだと悲しみがこみあげた。これは夏の公演でも同じ感情になっていたからもう分かっていた。けれども目の前に上ってくる知念くんが照明に照らされはじめたとき、そこは天界へと変わった。マイクを持つ手元にもきれいな目元にも全身にも天使と呼ぶにふさわしい風情があった。大きな音を上げて羽根が舞って羽根と彼が重なったとき思わず息を呑んだ。

大晦日の夕方に9人を見送ると

来年も頑張ろう。ずっとJUMPのファンでいたい。と思った