大学受験の季節

ブログを書いている以上誰かの役に立つような記事がないといけないと

多少は思っているので、大学受験の経験談でも書こうと思います。

 

○高3のときの私

今と変わらず知念担で美勇人にどはまりしていた

いわゆる自称進学校で成績は上位3分の1には入るくらい

バイトは禁止だった 部活は文化部掛け持ちで週3とたまに土日

 

今考えると勉強する時間は割とあったはずだが遊んでばかりいた。

そもそも大学でやりたいことがなくて入れたところでいいやというかんじだった。

高3の春ごろからある先生がキャンパス巡りの企画をしていてオープンキャンパスでもない日に大学を見学した。そして、あることに気づいた。

「私はあと4年間も勉強したくない。」

そう、楽しげなキャンパスライフを見せて頂いても4年間も勉強することに意欲がわかなかったのである。そこで私は短期大学に行くことを考えるようになった。

「あと2年間勉強すればいい。しかも、一応キャンパスライフも送れる」

夏休みには志望校にした短大だけオープンキャンパスに行った。

私は一途な人間なのだ。

そして推薦試験で志望校を受けることにした。受験内容に応じて3人の先生に指導をしてもらい、たくさんダメ出しされた。面接指導担当の先生には「自分をアイドルだと思ってはきはき自己アピールしなさい。」と言われたが残念ながらアイドルオタであってアイドルではない。それでもズムサタAPの山田くんを意識して面接練習をした。

 

ところが受験の前の週に悲劇が襲う。

ドラマ49をリアタイしていて風邪を引いてしまったのだ。地方住みである私はストーブの消えた居間でキャスを使って49を見ていた。季節は秋も半ば。ガタガタ震えながら毎週根気強く森田たちを見ていたら風邪も引くはずである。例の3人の先生に「どうして風邪引いたの?」と聞かれても事実を話せるわけがなかった。受験当日、声はガラガラで鼻水をすすりながら受験会場に向かった。席に着くと寒気とほてりが交互出てきて、受かりたいより早く帰りたいという気持ちだった。筆記を終えて、面接に向かっても体調は好転しなかった。面接室に入って初めに言われた言葉は「大丈夫?」だった。

「はい。」と返した気がするがもちろんすべてが大丈夫ではなかった。それでも、必死に覚えた志望理由と自己PRだけは口にしていた。試験を終えて友人と歩いているとめまいとともに凄まじい後悔が私を襲っていた。

結果は合格だった。試験官の方はどこを評価してくださったのかよく分からないが合格だった。喜びのあまり、通知を手に私のオキテを踊った。

 

この通りあまりにも参考にならない大学受験の経験だがひとつだけ言いたいことがある。「体調管理は万全に!」人生を決めるようなときはオタ活よりも自分の人生を最優先してほしい。笑えるくらい当たり前のことだがここを誤ると笑えない。